丁度、東京オリンピックが終わった頃に
近くの大学の学生さんたちが、沖縄の小学校を訪れるので、
近くの小学校の生徒にお手紙を書いてもらい持って行って、文通をしようというイベントがあった。
沖縄のことも何もわからず、お手紙を書いた
どういうわけか、私にだけ返事がきた。国際郵便で、
宮古島の小学生だった。
いまだに、文通が続いている。50年。
当時、ずっと国際郵便で、とても料金が高かった
沖縄からの切手は、いつも天女の切手だった。
そして、沖縄が日本に戻って当時いくらだったのか、1/10くらいの料金で郵便が届くようになったのがうれしかった。
私は、まだ、一度も沖縄に行ったことがない
戦争の時に苦労をかけて、今も、基地がある場所
へらへらした気分では訪れられない。
彼女は、遊びにおいでというけれど
私の気持ちの整理がつかない。
私は、彼女からの手紙を持っているけれど
彼女は、持っていないという
どうしてかって
台風で、屋根とともに、手紙もすっ飛んで行ってしまったそうだ
ただ、友情だけは、続いている
つかず離れず、すてきな友だ。
彼女は、仕事をリタイヤして
お孫さんもいらっしやるそうな
私は、小学生のときの私と何も変わっていないな