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2011年10月26日水曜日

情けない日本

今日、地下鉄に乗ると、3人掛けに男の人、40代ぐらいが、無心に本を読んでいる
なんかへんな雰囲気と思ったら
彼らの前に、85歳ぐらいの老紳士がやっとこさ手すりにぶらさがって立っている。
皆、席をゆずりたくなさに無心なのだ
20歳台の茶髪の子だったら、きっと席を譲っていると思う。
3駅ぐらいで、私の前の人は降りた、、、3駅でおりるなら席譲ってあげればイイジャン??

私が、ご老人にどうぞと譲ると、ご老人は、いたくうれしそうにしていた。
自分の父親がこんな思いして立っているのに、本読んだふりするか?
社長だったらどうする?

イランの地下鉄で、日本人の団体で、ご老人がおおかったせいもあるが、
長い座席の全員16人ぐらいが、一度に席を譲ろうとして立ってくれたのが
懐かしい。
イランは、母親とか老人を敬う国である。

日本は、なんとさもしい国か?それだけ疲れているのか?
その地下鉄の窓に、なりたい自分になれるという本のステッカーが貼ってあった。
あなたのなりたい自分は、そんな器の小さいものなのか?
なさけなや日本。