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2011年11月1日火曜日

哲学者 森岡正博さんの文章の続き

孤独には、もうひとつの意味があります。
さびしさに耐えられず、好きな人に会いにいってだきしめられても・・・中略
あなたの存在そのものは、一人のまま取り残されるのです。

ここに、人間の孤独の本質があります。

という森岡さんの文章を読んで

私の感想
そう、人間の孤独の本質を知ってしまうと、あえて人と接したくなくなる。
ますます、孤独になる
人間の孤独の本質を避けたいという臆病さ・・・それは、楽しみをも奪うものであるけど

孤独でもいい、好きな人に会いたいと思う気持ちは、素直でいいね
私にもそんな時があった

でも、勇気がなくて

そもそも、好きだとかいう概念が、あやういものである。

今となっては、それもまたよし、みな風の前の灯に同じ

孤独を楽しむ

2011年10月31日朝日新聞の夕刊に、哲学者 森岡正博さんの、孤独を楽しむという文章が掲載されていた

ふだん気にもとめていなかった人から、何気なく優しい言葉をかけてもらったとき、それは果てしなく遠いところから私という孤独な世界にまで届いた清らかな一枚の便箋のように、私には感じられます。

というフレーズがあった。

私は、感じる側より、優しい言葉をかけるほうに回りたいと常々思っているが
それは、やさしい言葉をかけられたいという気持ちの裏返しなのかもしれない。

北風と太陽・・・北風になりやすい辛辣な私は、太陽でありたいと思う。