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2012年3月12日月曜日

震災で、かわったこと

かのインストラクターに
地震で変わったのは、何なのかを具体的に聞いてみた。
ミッションが明確になったのか?いつ死ぬかもわからないから、全力投球することとしたのか?

彼曰く、インストラクターの仕事は、皆さまに健康になっていただくための仕事なので、自分自身が、もっと元気を出してもいいかなと思ったとのこと。

そう、君は、かつて、遠慮がちであった。
今は、いつも全力以上に投球している。

みな、元気をもらっている。
教えてくれる人が精いっぱい、努力していると、生徒もそれにこたえようとする。
その時だけではなく、日ごろから、どのように指導したらいいか?影で努力していることも、みんなは知っている。
某女性は、電車の中で、君が、ヘッドホンつけて、小さな身ぶりで振付の練習をしているところを見たと言っていた。あまりに真剣なので、声をかけられなかった由。

彼に聞いた、みんなが君から元気をもらっていると言っているけど、そんなに元気ふりまいて、元気なくならないの?
大丈夫です、元気は、湧き出てきますから、とのこと。

若いっていいね。

しばし、遠くに修行に行ってもいいんじゃないと勧めておいた。期限つきでね。
安心して行ってらっしゃい、請われて行くというのは、いいものですよ。
待ってるからね。絶対、帰っておいで。
期間限定で貸し出します????

マネージャーか?
いや広報担当。

素敵な青年たち

昨日の日曜日、地下鉄の表参道の駅に、降りようとしていたら、
前におかあさんが手ぶらで、後ろにおとうさんが赤ちゃんを乗せたままの乳母車、いやベビーカート?をえっちらおっちら持ち上げて、階段を上ってくるところに出くわした、やさしいおとうさんを持って素敵なママと思ったら、
道にでるやいなや、ママは、お父さんと思っていた青年に「どうもありがとうございました。」と言っている、どうやら赤の他人のいきずりのお兄さんが、はこんでくれたらしい。なんてやさしいお兄さん。

今日、地下鉄にのると、目の不自由な方がのってきた。
私は、入口近くの席にすわっていたので、ゆずろうかどうしようかと思っていると、反対側の入り口近くの青年が、さっと席をたち、「あいている席にご案内しましょうか?」と声をかけた。
目の不自由な方は、遠慮されていた、ドア近くの席に案内されないとかえって不安であろう、と思い、私がせきを譲ろうとしたら、不自由なのは、目ですから大丈夫ですと言われた、次の駅で私がおりる時に、私は、ここでおりるので、この席空きましたのでどうぞと言ったら、お座りになった。
あの青年のひとことで、私も勇気をもらえたし・・・素敵な青年である。

そのあと、帰りの地下鉄では、中年の紳士たちが、疲れた姿で、居眠りをしていた。やはり、現代の青年は、いいとこある。
頼もしい限り。

やさしさにも、勇気だけではなくて、元気も必要なのだ。