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2011年7月21日木曜日

最初の記憶

私の最初の記憶は、文鳥が頭の上にとまってすべりそうになっているところから始まる。
父親か母親か、首がやっとすわったような私の頭の上に、文鳥を止まらせている。
私は、金縛りにあったような状態で身動きできず、私の頭は、文鳥が止まるためにあるのだと思っている。多分産まれて8か月ぐらいのことだと思う。
こわいという記憶が私にはある。