ダウン症の書道家の本から
小学校の運動会でいつもびり
あるとき、前を走っている子がころんだ
おかあさんは、ビリから脱却できるチャンスと思ったそうだ。
当人は、いったんは、走り過ぎたが、突然戻って、ころんだ子を助け起こしたそうだ。そして一緒に走り始め、またしてもビリ。
人生にとって何が大切かをわかっている子に
お母さんは、反省した
というような内容のエピソードがあった。
ひと握りの勝ち組しか人間でないような扱われ方をする現代において、本当に大切なものは何かを考えさせられた。
自分が一番になりたいという思いは、大切
でも、人を蹴落としてとかは、人間の道に外れる。
どこかの船長さんに、教えてあげたいような話。